歌を正しい音程で歌えるようになるのは何歳?何をすれば音感を育てられる?

歌を正しい音程で歌えるようになるのは何歳ごろから? 夫婦

歌を正しい音程で歌えるようになるのは何歳ごろから?
子供って歌うこと大好きですよね(*’ω’*)
テレビの前で、歌番組を見て踊りながら歌ったり、幼稚園や保育所でも歌の時間があるほど子供には歌うことってとても身近なこと
日常会話からも言葉を覚えますが、実は歌から言葉を覚えることも多いんです。

話せるようになる2歳頃だと、ママが歌っていた歌詞をすぐに覚えて繰り返すことも。
リズムにのっているので覚えやすく、口にするのも楽しいみたいですね。
また歌だといつでも1人で歌えるので、口に出す機会も増えます。楽しみながら言葉の練習も出来て良いですよね。

しかし、自宅やお遊戯会などで子供が歌を歌っているのを聞くと、「あれ?音程外れてない?」なんて思ったことありませんか?
小学生や中学生になると、歌の授業や発表会、友達とカラオケに行くことがあったり音痴だと恥ずかしいですよね…。
そこで、正しい音程で歌えるようには何歳からなのかなど、子供と歌について調べてみました!

子供が歌を正しい音程で歌えるようになるのは3歳前後から


早ければ1歳半くらいになると、音楽に合わせて手をたたいたり、身体を揺すったりする姿はよく見られます。
自分の中にもっている自分なりのリズムに合わせての楽しみ方が中心となります。

早い子であれば3歳頃から正しい音程で歌を歌える子も居ますが、耳の良さは子どもによって違いますし、聞こえてきた音に自分の出す音を合わせられるかどうかの成長の度合いはさまざまです。

絶対音感は必ずしも必要じゃない。相対音感があればいい。

絶対音感って言葉をご存知でしょうか?
ある音を単独に聴いたときに、その音の高さ(音高)を記憶に基づいて絶対的に認識する能力のことです。

例えば、モノをたたいた時の音をピアノで即座に再現することが出来るなど。
芸能人の方もよくテレビで特技として披露しているのを見たことがあります。
幼少期から音楽に触れていることで身につくこともあるかもしれませんが、ほとんどは生まれ持った才能と聞いたことがあります。

しかし、絶対音感とは反対に相対音感という言葉があります。
相対音感とは、ある音の高さを他の音との関係において識別する能力のこと。
例えば、「ド」の音を最初に聴いて、次にポンと鳴らした音が何の音か正確に認識できる、という能力です。

相対音感と、絶対音感は似てはいますが、あくまでも音の差がどのくらいかを判別できる、ということなので、絶対的な音の判断ができるというわけではありません。

絶対音感は、幼少期の過ごし方によって身につくものですが、相対音感は、大人になってからでも身につけようと思えば、練習次第で、ある程度は問題なく身につくもので、基本的に誰でも持っている能力です。
ただその精度には人によって大きく差がありますが、“歌が上手=絶対音感“ではないので、相対音感がある程度あれば気にすることは無いと思います。

子供の音感を育てるには、歌を嫌いにならないようにするにするのが大事


親が音痴だと子どもも音痴になるのでは…と心配になりますよね。
でも、正しい音程の音楽を聞かせていれば、子どもも音痴になることは少ないようです

音感は遺伝ではなく、環境によるものなんですね。

音感やリズム感の発達は、運動能力の成長や理解力の高まりとも深く関係しています。

小学生くらいになると音程や和音の微妙な変化にも反応できるようになります。
音楽って楽しい!という感情を持つことが大切です。

つまり、さまざまな音楽に触れて、音楽の違いを発見し、音楽することの喜びを味わうこと。
こうした体験をたくさんつむことで、敏感な耳、そして音楽を愛する心が育まれるのです。
まずは大人が、さまざまな音楽に興味や関心を抱き、音楽を愛する心をもつことが何よりも大切だと思います。