肉汁と脂の違いって実は…!? 美味しそうな肉汁の成分は○○だった!

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焼きたてのお肉から出る肉汁は、食欲をそそりますよね。

ところで、この肉汁は、どのような成分でできているのでしょうか。

又、肉汁は、本当は体に良くないものなのでしょうか。

ここでは、意外と知られていない、肉汁の正体についてお話していきたいと思います。

  

肉汁の正体は?脂と一緒?

ではまず、肉汁の正体は何なのかについて見ていきたいと思います。

「肉汁は、肉の脂と一緒なのでは」と考える人も多いかもしれませんね。

でも実は、肉汁と肉の脂は、全くの別物で、成分も違うのです!

 

肉汁の正体は、肉に含まれているアミノ酸とペプチドです。

肉を加熱すると、肉の筋繊維が締め付けられるようになるのです。

その結果、アミノ酸とペプチドが、水分と一緒に外に流れ出てしまうようになります。

この「加熱によって流れ出てしまう液体」こそが、肉汁の正体です。

なので、肉の脂とは、まったく成分が違うということがわかりますね。

 

ちなみに、肉汁の成分であるアミノ酸とペプチドには、肉の旨味が凝縮されています。

なので、肉汁が出過ぎてしまうと、肉の旨味も外に出て行ってしまうというわけですね。

  

肉汁の活用といえば

鶏ガラスープと味覇(ウェイパー)を代用する場合の分量比

お肉を焼くと、フライパンに肉汁がたっぷり残っている時があります。

この中には、肉の旨味が凝縮されているので、捨ててしまうのはもったいないですよね。

では、この残った肉汁をどのように活用したら良いのでしょうか。

 

よくある活用法は、「肉以外の具材を入れて、炒め物に使う」という方法です。

肉汁が残ったフライパンに好みの野菜などを入れ、塩・コショウか醤油で味付けして炒めてみてください。

もしにんにくがある場合は、それを細かく刻んで入れてもおいしいですよ!

又、具材は野菜だけでなく、キノコ類などを使うのもオススメです。

肉汁を活用した炒め物は、肉の旨味を感じるコクがあって、食べ応えがありますよ。

 

更に、もう1つオススメしたいのは、肉汁の旨味たっぷりのチャーハンです。

肉汁を使った醤油味のチャーハンは、最高においしいですよ。

先ほどの炒め物同様、にんにくがあれば、ぜひ入れてみてください。

よく韓国料理のお店で、「焼き肉の後のチャーハン」などというメニューもありますね。

それと同じようなチャーハンが家でも作れるのは、嬉しいことです。

ちなみに、韓国風にしたい場合は、キムチも一緒に入れてみてください。

特に、夏などに食べると、スタミナが着くのでオススメですよ。

  

肉汁は体に悪いの?

肉汁の旨味を好む人が多い一方で、「肉汁は体に悪いのでは」と心配する人もいます。

では、肉汁は本当に体に悪いものなのでしょうか。

 

先ほどもお話したように、肉汁には、アミノ酸とペプチドが凝縮されています。

どちらも、体を維持するためには必要な栄養素なので、決して体に悪いものではありません。

但し、必要以上に体内に入れ過ぎてしまうと、やはり体には良くないようです。

ただ、私が調べた範囲では「実際に、こういう不調が起きる」という具体例は見つかりませんでした。

でも、どんなものを摂取するにしても限度があるということは確かなようです。

なので、たまになら問題ありませんが、摂取のし過ぎには気をつけてくださいね。

  

まとめ

肉汁と肉の脂は、同一のものではなく、全くの別物です。

肉汁の成分は、アミノ酸とペプチドと水分が混じり合ったものです。

なので、体に悪いものではありませんが、摂取のし過ぎには気をつけてください。

ちなみに、残った肉汁を使って、炒め物やチャーハンを作るととてもおいしいですよ。

何を作っても、コクと旨味のあるメニューになるので、オススメです。