光目覚ましって効果あるの?朝が苦手な子供に使えるのか調べてみた

朝は忙しい。

小さい子を持つ母親にとって朝は戦争です。

大人、また大人でなくてもある程度成長した子供なら、目覚めは原則本人の問題です(もちろん一定ラインを越えたら起こすでしょうけど)。

でも、小さなお子さんの場合そうはいきません。

そのままにしておくと果てしなく眠ってしまい、起きるのが遅くなります。

子供の起床時間が後にズレれば、母親のやることも後にズレる。

でもやるべきことは詰まっています。やるべきものの一部を更に後回しにしたり後日にしたり…予定変更の嵐になってしまいます。

じゃあ、大音量の目覚ましでもかけましょうか?

上手く起きてくれるか分かりませんし、おきないからといって放置も出来ません(とてもうるさいし、近所迷惑になるかも・・?)。

そこで、最近ちょっと話題の光目覚まし。

大ブームになっている訳ではないけど、子供の目覚めで悩んでいる人には気になるアイテムになると思います。

その、光目覚ましについてお話します。お付き合いください。

目覚ましといえば音だけど、そもそも光で起きるのか?

さて、目覚まし時計といえば音で目覚めるのが普通ですし、世にある目覚まし時計のほとんどはこのタイプです。

でも、この音タイプで中々起きることができない人も居ますよね。

それにもう一つの問題が寝起きの状態です。

朝の寝起きでいきなり、100m全力疾走できる人はいません。

機械ですら、長時間停止していたら始動後にはウォーミングアップが必要です。

人間ならなおさら、起きた直後に100%の活動は出来ません、体も心も。

それでも大人なら何とか自分を動かしますが、子供はそうはいきません。

特に目覚ましの音で起きる場合、多少なりとも無理に起きている訳ですから、さらに子供の寝起きはグズグズするかもです。

機嫌の悪い子供をなだめ、いろいろさせるのはかなり難しい…だったらいっそのこと寝ていた方が、となってしまいます。

ところで皆さん、ドラマなどでカーテンのすき間から差し込む朝陽で目が覚めるシーン、見たことありますよね?

これは別に非科学的なことではなく、普通に起こることです。

でも、朝陽が顔に当たるような場所で寝られるとは限りません。

そのため、人工の光を利用するのが光目覚ましです。

この光目覚まし、音の目覚ましと違い即効性はありません。

効果が出るのが早い人でも一週間~数週間。なので、二~三ヵ月は続ける必要があります。

また、光量が多いタイプは至近距離に設置すると子供の目には少しきついかもしれないので、50cmくらい離した方が良いです。その点を注意すれば子供の目覚ましとしても使用可能です。

光目覚ましで良い目覚め!ハテ?理由はなんだろう

一日は24時間です。

でも実は、人間の体内時計は24時間ではなく、約25時間なのです。

約1時間のズレがある訳ですが、このズレが仮に修正されないとしたら、体調管理はとても難しいものになるでしょう。

でも安心してください。このズレを修正してくれるものがあります、それが太陽の光です。朝陽が体内時計をリセットしてくれます。

また、体内時計の修正だけでなく、朝陽には他のメリットもあります。

それはホルモンの分泌。

人間は日中活動的になる必要があります。それを補助するのがセロトニンというホルモンで、このホルモンは光を浴びることにより分泌されます。

朝陽により体内時計がリセット、そしてホルモンの分泌。これらにより体が活動的になる準備が整うのです。

これらの理由で無理なく自然に起きることができ、目覚め後に、体や心に好影響をもたらします。

かなうなら朝陽が理想です。でもそれが無理なら光目覚ましを代用するのは有効な手段です。

使った人の感想は?

⚪メリット

光目覚まし、効果があった人が口をそろえるのが、起床後の体調の良さです。

中々起きることが出来ない人は、音の目覚ましで起きても、起床時に上手く動けないのですが(怠けやさぼりとは違います)、光目覚ましで起きれる様になると、無理なく自然体で動き出せる様です。

起床がつらくないのは、大きなメリットと言えます。

その一方デメリットもあります。

⚪デメリット

まず絶対条件として、光が顔に当たらなければなりません(正確には、光が視界に入らなければならない)。

そのため設置場所を選びます。寝相に難がある子供だと、上手く光が当たってくれずにまったく効果がない、という可能性もあります。

一つの解決法として、時間になったらお母さんが子供の向き(もしくは光目覚ましの向き)を変える方法がありますが、手間がかかります。

また、先述しましたが、即効性はありません。効果が出るまでに、それなりの期間は必要です。

光目覚まし三選

⚪Inti Square

光量も充分、むしろ起床時に直視しないよう真正面で見ないように少し配慮が必要です(子供は特に)。

機能も充実していて、設定に少しだけ慣れがいりますが、自分に合った使い方ができます。光はLED

(現在は最新型がでているので、これは一応旧型)

⚪ブライトアップクロック

これも光量は充分ですが、光は蛍光灯になります。

蛍光灯の特徴として光が広がりやすいですが、逆に言えば、多少角度を持たせて設置しても視界に入りやすいとも言えます。

⚪ウェイクアップライト

光目覚まし時計と言うより、光機能もついた目覚まし時計です。

自然系アラーム音も各種あり、ラジオも聞けます。かなり安いのも特徴です。

ただ、光量は上二つより落ちるため、アラームとの連係が要るかもしれません。

光目覚ましまとめ

光目覚ましは、上手くいけばさわやかな目覚めを得ることが出来ます。

体内時計のリセットにはある程度の光量(照度として2500ルクス)が必要なので、それにこだわる場合、機種はかなり限られます。

光を機能の一つとして割り切り、アラームなどを併せる使い方でいいなら選択肢も広がります。

どちらにしても、通常の目覚まし時計で起きることが出来ない人や、お子さんには有効かもしれません。

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