女性としての一大イベント、出産。
この二文字、言葉で言えば簡単ですが、出産する本人にとっては、、出産するためにまず妊娠。
出産してからは育児。妊娠→出産→育児と、男性には経験したくても出来ない、未知の生活が待っているのです。
遅らせたくてもやってくる出産。
自分のペースでしたくてもどんどん成長していく子供。待ってはくれません。
自分の時間がなくなってしまうのは目に見えていますよね。
妊娠前はしていたおしゃれだって、鏡すら見れる時間もない程です。私自身もそうでした。
妊娠を機におしゃれがしにくくなった
私は妊娠前、雑誌を買ってきてはノートに切り貼りしたり、仕事に関してはアパレルで2年間働くなど、オシャレ大好きな人間でした。
しかし、妊娠を機にオシャレをしなくなりました。というかできなくなりました。
オシャレをしたくてもしたくても体はいうことをきかずにどんどん大きくなり、履けるパンツ、着れるワンピースの中から探すようになり、選択肢自体がかなり少なくなっていたのです。
周りのおしゃれをして歩いている子たちを見ていると、ワンタイプの服しか着ることのできない私が少し悲しく思えたりもしました。
でも、子供を産むという幸せも大きくなっていたのでそこまで悩みはしませんでしたけどね(笑)
出産直後はおしゃれなんて無理(笑)
生まれたての赤ちゃんの頃は3時間の授乳に加え、まだ胃や腸がちゃんと出来上がっていないせいですぐに消化してしまい、おむつ替えだって頻繁にやってきます。
産後ママは出産という、大きな交通事故にあったかのような大ダメージを体に受け産まれたての子鹿のように歩くことさえままならない状態の上に極度の睡眠不足状態に陥るのです。
そんな状態で正直、きちんとお化粧をしよう。とか、起きたらとりあえず服を着替えよう。とか…全く気が回りません。
私自身里帰り出産をしたこともあり、主人と会うこともそこまでなく、お肌のお手入れ、ムダ毛処理をはじめ、服のコーディネートなんかほぼしていませんでした(笑)。
どうせ実家だし、どうせ近所しか行かないし、という今思えば女を捨てていたなというような姿で朝から晩までノーメイク、パジャマ姿の日々でした。
寝不足で肌だってボロボロ。
髪もボサボサでオシャレしても…とあの時は諦めの部分が多かったように思います。
私がオシャレ再開したのは産後半年近くなってから
そんな私が再度オシャレに目覚めたのは産後半年くらい経ってから。
息子が生まれて3か月で里帰りから自宅へ帰って、主人と息子での3人での生活が始まりました。
そしてさらに2か月が経ち、息子もだんだん夜中に起きる回数も減って、日中、3人でお出かけするようになった頃でした。
主人と夕食後にゆっくりと話す時間が増え、ある日ふと一人で考えていたのです。
息子が産まれてここまで、日々忙しすぎてオシャレなんか気にせず突っ走ってっ来たけど、今主人の目に私はどう写ってるんだろう?女としてみてくれてるだろうか?
息子の為に必死になってる¨母親¨としてしかうつっていないんじゃないかと。
突然不安になりました。
友人に相談すると、友人も主人に同じことを、彼女は聞いたみたいです、やはり、みんな不安になるのでしょうね。
息子に対しても、何かベビーのころに習わせるにしても、
そこで会うお母さんたちの前で恥ずかしくない姿で会いたい。
息子の予防接種で病院に連れて行ったときはおしゃれなお母さんだなって思われたい。
何より息子にとって、私が¨いつもオシャレで綺麗で、自慢のお母さん¨で居たいという、勝手な思いからでした。
それらのことに気づいてからはそれまで履いていたらくちんパンツやらくちん下着を吐くのをやめました。
さすがに息子を抱っこした状態でヒール靴をはくのは少々キツイのでフラットシューズは変わりませんが(笑)
さいごに
赤ちゃんもみんな、体調や、成長などに違いがあるためお母さんそれぞれにもオシャレに目覚める時期もそれぞれだと思います。
しかし、ふと立ち止まって、突っ走ってきたけどこのままでいいのかな?って、時が来ると思います。
それまで焦らなくて大丈夫です。わが子の手を握れる時期、躊躇せずにわが子の感触を存分に味わえる時期は今しかないです。
自分自身に少し余裕が生まれてまたオシャレがしたいと思えた時期に、゙お母さん゙というあったかーいオーラが出ている状態で、
お子さんに合わせたり、家族で揃えてみたり、その時期にしかできない、素敵なおしゃれが絶対できますよ。
その時に、ぞんぶんにオシャレを楽しみましょう!
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