下の子ができたらまた着せようと思って大切に保管していたはずの子供服、
いざ活用しようとしたら当時はなかったはずの黄ばみがあってがっかり、
なんて経験をしたお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
どうにかならないかと思い洗濯しても、頑固な黄ばみはそう簡単には落ちてくれません。
しかし、実は洗濯する前にひと手間加えるだけで黄ばみをすっきりと落とすことができちゃうのです。
そんな洋服についてしまった黄ばみの落とし方についてお話してきます。
実は簡単。酵素系漂白剤を使おう
洋服についてしまった黄ばみの原因はミルクや汗の成分にあるたんぱく質が酸化することによって起こります。
そのため保管当時はきれいな状態でも時間の経過とともに黄ばみが目立つようになってしまうのです。
そんな黄ばみを落としたいときは「酵素系漂白剤」を活用しましょう。
酵素系漂白剤には汚れをと落とす効果がありさらに殺菌までしてくれる優れものです。
また酵素系漂白剤は色素を分解しないため色落ちを心配する必要がなく、
色物が多い子供服も安心して使用することができます。
このとき注意したいのは「塩素系漂白剤」は絶対に使用しないでください。
塩素系漂白剤を使用すると漂白効果が強いため色素を落としてしまうだけでなく、漂白の匂いが強いため小さなお子さんの肌に触れることを考えるとあまりおすすめしません。
では「酵素漂白剤」の活用方法についてご説明します。
まず汚れは熱湯よりもぬるま湯の方が落ちやすいため40°~50°のお湯を用意します。そこに酵素系漂白剤を入れて泡がでるまでよくかき混ぜます。(1ℓのお湯に対して5~8gの漂白剤)
漂白剤を入れたお湯に洋服を漬け込み1~2時間置いたら、よく手洗いしましょう。この時クエン酸を入れて手洗いすると、漂白した服を中性に戻してくれる効果がありより白くなることが期待できます。
その後いつも通り洗濯機にいれて洗えば黄ばみがなくなってくれます。
それでも落ちない時は?
酵素系漂白剤を使用しても中々落ちない頑固な黄ばみには台所用洗剤の出番です。
冒頭で説明したとおり黄ばみの原因はタンパク質のため、タンパク質を分解してくれる台所用洗剤を使用することで頑固な黄ばみを落とすことができます。
方法は簡単です。使用しなくなった歯ブラシなどに洗剤をつけ黄ばみ部分に直接ゴシゴシと塗り込みます。その後酵素系漂白剤に漬け込んでいきましょう。
この時漬け込む時間を通常よりも長めに取ることで漂白効果を高めることができます。その後は手洗いしてさらに洗濯機で洗えば頑固な黄ばみも落ちているはずです。
さいごに
2人目以降になるとお金も倍かかるため新しく衣類を購入するのは正直もったいないですよね。
上の子がサイズアウトした服をいずれ下の子に着せようと考えている場合も、押し入れにしまい込む前に漂白することで黄ばみの発生を防ぐことができます。
おさがりをうまく使うことができれば節約にも繋がるため、この方法でおさがりをキレイにして上手に活用していきましょう。
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