オリンピックのトランポリン競技を見たことがありますか?
最初聞いたときには、「トランポリン?あれって、遊びじゃないの?」と思っていました。
私はオリンピックはタイミング悪くてあまり観れなかったので、動画で見てみることに。
すごいですね、あれ。想像以上に高く跳んでるし、想像以上に体を動かしてます、びっくりです。
もちろん一般人にあんな真似は出来ません。あれは長い期間の練習の末に身に付けた能力ですからね。
あー、でも子供の頃は大好きでした。トランポリンがある場所は、遊園地などのレジャー施設に限られてましたが、飽きもせずぴょんぴょん、ぴょんぴょんと…。
今は家庭用のトランポリンがあります。競技用やレジャー施設にあるもののように、ダイナミックな動きは無理ですが、家庭用としては充分楽しめますし、運動にもなります。
でも気になるのは振動や音ですよね。一軒家ならともかく、マンションなどの集合住宅は無視できません。
買ったはいいけど、あっという間にお蔵入り…にならないように準備をご紹介します。
下の階への騒音・・ところでなぜ、音が下の階に伝わるの?
集合住宅で、騒音問題はトラブルになりやすいものの一つです。
無音で暮らすのは不可能です、必ず生活音は発生します。
でもたとえば、フローリングの上にコップを落とすのと、畳の上にコップを落とすのは、どちらが割れやすく音が大きいでしょうか?
当然答えはフローリングです。畳の場合は、衝撃を吸収分散してくれるからです。
トランポリンの騒音対策も理屈は同じになります。仮にフローリングに直接設置して飛び跳ねたら、恐らくその日の内にクレームが来ることでしょう。
では具体的にどうするか?トランポリンを通販サイトなどで購入すると、多分一緒に、フロアマットを勧められると思います。
床にフロアマットを敷き、その上にトランポリンを置くという格好です。
このフロアマット、体験者の話を聞くと、一定の効果は期待できます。
ただ、どうもそれだけでは不十分な場合があり、「(騒音が)なんとか許容範囲」と、不安ありの状態です。
フロアマットの下にジョイントマットを敷いたり、中には段ボールを活用する人もいます。
また、フローリングより畳の方が当然防音性は高いため、フローリングの上に部分的に畳を使用して振動や音を軽減する方法もあります(ユニット畳や琉球畳などの正方形のもの)。
部屋や集合住宅の構造で、音や振動の伝わり方も違ってきます。
最終的には実際に試すしかありませんが、可能な範囲で準備をしておきましょう。
しかし、防音性や振動に気を付けるあまり、安定性を犠牲にして事故になっては意味がありません。
その点は充分に配慮すべきです。
バランス感覚と脳の発達を促すかも?&大人のダイエットにも…
私たち大人は、歩くときこれと言って体のバランスを意識していません。
でも子供、特に幼児は歩くだけでフラフラ、フラフラと見ているだけでハラハラすることがあります。
もちろん自然にバランス感覚は覚えていきますが、子供の個性や環境によっては運動不足になりがちです。
子供の運動不足は、成長に様々な影響を与える可能性があります。
「トランポリンなんかで運動になるの?」そう思う方は一度レジャー施設などで体験してみてください。
初めての人なら10分間も続けると、かなりへとへとになります。ダイエット効果も充分ですよ。
人間は通常跳ぶことはあはありません。また、空中では自由に移動できません。
せいぜい体の体勢を変えるくらいですが、これが着地の時とても大切なのです。
トランポリンは普通のジャンプより滞空時間が長く、そのため”考える時間”が生まれます。
どういった体勢で着地すれば次のジャンプに上手くつなげられるか?そのために体をどう動かすか?
こういったことを無意識的に考えながら、体全体を動かし制御する、それがトランポリンです。
そして何より楽しい、トランポリンの醍醐味はそこにあります。
トランポリンは子供の成長の助けとして、とても役立つものです。
でもそのためには周りへの配慮や、安全確認は必要不可欠。
上手に楽しく活用してくださいね。
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