子供の成長は親にとって嬉しいものです。
それは間違いないのですが、その成長によって困ったことが起きる場合もあります。
好奇心でいろいろさわったり、物をどこかに隠したり(本人にとっては片付けただけかも?)、等々。
中には子供に危ないものもある、でも中々言うことは聞いてくれない…などと成長する嬉しさと比例する様に心配事も増えていきます。
その中でもスマホは、子供の好奇心をそそるには充分なツールです。
画面をタッチ(タップ)すれば変化するスマホは、子供には格好な餌食と言えます(笑)
最近のスマホは、iPhoneの様に直感的に操作できるものも多く、意外と子供にも理解しやすいかもしれません。
それでも、ゲームや当たりさわりのないアプリなら問題ありませんが、知らないうちに電話をかけてしまい、発信履歴に見おぼえのない記録が…なんてことはマズイですよね(^^;
家族や親しい人なら「ゴメンナサイ~」ですむかもしれませんが、たとえば仕事関係の相手だと、そうはいかない可能性もあります。
そうならないための、原因と対策を調べてみました。
そもそも何で子供が勝手にiPhoneのロック解除ができる?
いろいろなことができるスマホですが、電話はもっとも基本的な機能の一つ。それだけに直感的で分かりやすくなっています。
生まれたときから既にスマホがある環境にいるので、好奇心も合わさって、驚くほど理解が早い場合もあります。
「じゃあ、ロックをかければ大丈夫じゃない?」
そうですね。子供がロックを突破するのは流石に難しいと思います。
適当な方法でロックが外れる確率はかなり低いので、その心配は無用です。
でも問題はロックそのものではなく、ロックがかかっていても操作できてしまう機能があること。
もちろんすべての機能が使用可能な訳ではありませんが(それだとロックの意味がない)、いくつかの機能にはアクセス可能で、音声通話はその一つです。
ロック画面から電話帳を開いたり、音声コントロールから起動できたりします。
「ロックがダメなら、スマホ隠すしかないの?」
いえ、方法はありますよ!
「ロック」を強化しよう。その方法は?
前項で書いたように、ロックはそうそう破られません。でも、iPhoneの仕様で、ロック画面からでも操作できる機能があります。
(※おそらく、iOS10からだと思われますが、バージョンの断定はできません)
でも、これらの仕様は設定を変更することにより、対策を立てることは可能です。
「設定」→「Touch IDとパスコード」
この設定画面で、個別にロック時のアクセスのオンオフを切り替えられるのです。
設定できるすべてを、ロック時には使用不可にしてもいいですし、子供がさわりそうな機能を限定して制限してもいいでしょう。
状況に合う設定にしてみてください。
まとめ
・今の子供は生まれたときからスマホがある
・好奇心と吸収力で、想像以上に早くスマホ操作できる様になる
・ロックは必須ですが、それだけでは不十分
・iPhoneはバージョンによっては、ロック画面から操作できる機能がある
・「設定」→「Touch IDとパスコード」のオンオフで「子供の勝手な電話」はほぼくいとめられる