靴ずれでかかとが痛い…。
こういった体験をしたことがある人も、多いのではないでしょうか。
早く帰って足を休ませたいけど、そのためには歩かなければならない…ああ矛盾。
さて、靴ずれのする靴を好んで履く人は居ません。かといって高い革靴を靴箱こやしになんかできません。
でも、靴の中でも革靴はかかとの部分が硬い、さてどうしましょう?
え、「歩きまくって、靴のかかとが適度に柔らかくなるのを待つ」ですか?
かかとの擦れるところに、バンドエイド貼ったりしてでしょうか?…いやまあ、私のことなんですが。
あ~、でもこの方法って、時間がかかりますからね、私は普段それほど革靴は履かない(まったく履かない訳ではないですよ)、じゃあ朝のウォーキングを革靴で…それはちょっと、ですよね。
そこで、革靴のかかとを何とか柔らかくして、健やかなる革靴ライフ(笑)をすごせないか、調べてみました。
⚪え、靴に「保湿クリーム」?&その他の方法
私たちは、乾燥などでダメージを受けた肌をいたわるため、保湿クリームを塗ることがありますよね?
実は…革靴の革にも、保湿クリームを使うことがあるんです!といっても、もちろん人間用ではありません。
革用のストレッチクリーム(ストレッチローション)、革用の柔軟保湿剤です。
クリームを塗ることにより革を柔らかくして、足になじみやすくします(オイルやワックスもあるらしいです)。
直接的方法では、ペンチなどを使い、かかと部分を何度も曲げる、という手段もある様です(布などを当ててはさみます)。
あとは、熱湯やドライヤーで熱を加えて柔らかくしている人もいます。
これらの方法は、場合によっては傷がつくなど、傷むリスクは頭に入れておいてください。
なおお店によりますが、お店で対応してくれるところもある様です。プロに頼むのも一つの手でしょう。
あと、かかと部分を柔らかくするのとは違いますが、シューストレッチャーという道具を使えば、革靴の長さや幅を大きくできます。
⚪そもそも、靴ずれは…
靴ずれ、これが起きるのは文字通り「靴と足がずれる」からです。極端な話ですが、靴と足が完全に密着し固定されていれば、靴ずれは起きません。
私自身そうなのですが、靴を購入する際にサイズは、少し余裕があるものを選びます。「大は小を兼ねる」といった感覚でしょうか。
もちろんブカブカでは歩くことも出来ませんが、多少の余裕がある方が楽、と思えます。
購入店で試しに履いてみて、店内を少し歩いて「良さそう」と感じたら、それでOK判断ですよね。
でも、靴は本来長時間履く(使用)します。数分履いて、歩いた程度では分からないこともあります。
革靴は基本硬い靴なので、足が窮屈なまま歩くのを避けたいがため、余裕があるサイズを選びがちかもしれません。
確かにあまりにきつい靴はどうかと思いますが、履いた時に少し締め付けるくらいの方が、靴ずれを防げる可能性があります。
⚪まとめ
・革を柔らかくするためのクリーム(オイルやワックス)がある
・折り曲げるなど、物理的にやする方法や、熱で柔らかくする方法がある(革を傷めるリスクあり、やけども注意!)
・プロに相談してみる
・購入する際は、サイズを少し下げてみる