テレビ番組を見ながら楽しそうにリズムを刻む我が子を見て、もしや音楽が好きなのでは?と思っているお母さんは多いのではないでしょうか。
できるだけ小さな頃から色々なことに触れさせて我が子の可能性を増やしてあげたいところですよね。特に音楽が好きな子はやはりピアノなど音楽教室に通わせたいところです。
しかし何歳から習い事を始めるのがベストなのか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで音楽の習い事は早いうちから始めても効果があるのかについてお話ししていきたいと思います。
絶対音感が身につくのは6歳頃まで。早いに越したことはない。
音楽といってまず連想するのは「絶対音感」ではないでしょうか。絶対音感とはあるメロディを聞くとその音の音程がわかることを言います。
例えばカエルの合唱を聞いたら「ドレミファミレド」と何も見なくても聞き取ることができ、音楽を聴いただけで即興でメロディを弾けてしまいます。
そんな絶対音感を習得するには早期教育が良いと言われています。子供の耳の発達は3歳頃から急激に伸び11歳頃で緩やかに止まっていきます。お子さんも最近急激に話す言葉が増えたと感じることはないでしょうか。これも耳の発達が関係しており、急激に吸収する力がついてきた証拠です。
そのため耳の発達と何でも吸収する力がついてくる2~3歳から音楽に触れさせると絶対音感が習得しやすくなるのです。
ただ残念ながら自宅で音楽を聞き流すだけや幼稚園でお歌を歌うだけでは絶対音感をつけることは難しいです。
絶対音感を身につけるには音がきちんと聞き取れる調律された楽器がある環境で教育を受ける必要があり、そこで有効なのが環境が整った音楽教室になります。
実は月謝も結構高い!
では実際に2歳から音楽教室へ通うといくらくらい月謝がかかるのでしょうか。
大手音楽教室のカワイ音楽教室・ヤマハ音楽教室では月3回のレッスンで役5000円ほどです。1回あたり2000円しないくらいなのでそこまで高いくはない印象を受けますね。しかし、この他に入会費約10000円と教材費がかかってくるため、トータルで考えると中々な出費になります。
また大体1レッスン40分ほどのグループレッスンなのですが魔のイヤイヤ期を迎えた2歳児は、レッスンに集中できなくて当たり前の年齢です。また、グループレッスンなので幼稚園などの集団の中でいきいきとする子もいれば、引っ込み思案な性格で馴染むまで時間がかかる子もいると思います。
そのため環境に慣れさせるところから根気強く始めていくとよいでしょう。
また習い事をさせることにより今までよりもお母さんの負担が増す可能性があります。レッスンへの送り迎えに加え、音楽教室によってはレッスン中の保護者同伴が求められる場所もあります。時間的制約が発生するため兄弟がいるご家庭などはスケジュール管理が必須となりますね。
大切なのは子供が興味を持ってやれるかどうか。急ぐ必要はない
決して安くはない月謝とお母さんの負担を考えると習い事を始めるのは中々ハードルが高そうに感じますね。各音楽教室は体験レッスンを積極的に行っています。まずは体験レッスンに参加してみてお子さんの反応を見てみるのはいかがでしょうか。
音楽に興味を持っているか、環境に馴染めそうかを確認してから習い事を始めても遅くありません。
習い事はお子さんの可能性や興味を伸ばすものであり、無理に習わせる必要はありません。
お子さんの興味関心をよく観察して、伸ばしてあげられそうな習い事をお母さんの負担の少ない範囲で始めて見るのがよいでしょう。
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