1歳、夜中に大量のお茶を飲むのはなぜ?飲む量もオシッコ漏れも心配…。

子育て


赤ちゃんがミルクや母乳を卒業すると、水分を補う方法がお茶や水、ジュースになりますよね。
その時期から、多くの人が悩まされるおしっこ漏れ。
「大量のお茶を夜中に飲みたがるの。でも寝る前だから飲ますとお漏らしするから控えさしたいのにあげないと泣くの。」と、私もよく友達から聞いていました。
何か対策はないのかと今悩んでいる方も、これからママになろうとしている方も一緒に考えていきましょう。

1歳児が夜中に大量にお茶を飲む原因


夜中に大量のお茶を飲むのは、卒乳をしたタイミングなら口寂しさや甘えたい気持ちが出てくるのかもしれませんね。特に、ストローでお茶を飲ませるのではなく哺乳瓶で飲ませている場合には、哺乳瓶の乳首の感触が好きで「哺乳瓶離れ」をすることが出来なくなっているのでしょう。また、寝る前の遊びが激しく汗をかく、部屋の乾燥や暑さなどの原因もあるかもしれません。

夜中に水分を欲しがらないようにするための工夫


その時によりますが必要以上の水分を欲しがる場合は、決まった量以上を与えないほうがいいでしょう。泣くからといって水分を与え続けると、いつでも貰えると思ってしまいます。
慣れるまで時間はかかるとは思いますが、「今日はこれだけね、飲んだら寝ようね。」と伝えて、必要以上に飲まない習慣をつけていきましょう。
また、枕の近くにお茶を置いておき自分で飲ます。すると自然に夜お茶を大量に飲みたがらなかったということも聞きます。歩けるようになり遊べることもどんどん増えてきてもまだまだ赤ちゃんです。寝ていると甘えたくなるのでしょうね。
時間がかかるとは思います、少しずつ必要以上に飲ませない習慣をつけていくことがいいでしょう。

あまりにも量が多いなら糖尿病を疑うべき


糖尿病は、ほとんど自覚症状の無い病気です。喉が渇く、多飲、尿がたくさんでるなどの症状があり、中でも大量に水分を取る「多飲」が比較的に分かりやすい症状として知られています。
なぜ糖尿病になると多飲になるのかというと、血液中の糖分を上手に吸収することが出来ずに高血糖状態が続き、それを改善しようとして体の各所で血管内に多くの水分が取り込まれます。しかし、血糖値を下げる為に血管内に増えすぎた糖分を水分と共に排出しようとしますがその時に体に必要な水分までもが、糖分と一緒に尿として排出されてしまい脱水状態になります。
体重や年齢によって水分の摂取量は変わってきますが、糖尿病による多飲の場合は、2リットル以上飲むことが多いそうです。気になることがあれば病院に行って診てもらうほうが良いでしょう。

すぐに効果はでないけど食事や部屋の環境から見直してみよう


砂糖の入った飲料はなるべく飲まないようにする。食事は、味の濃さに気を付けて朝はカーテンを開けて日光を浴び、夜には電気を暗くしてテレビも消してしっかり赤ちゃんの生活リズムを整えてあげる必要がありあます。
でも、絶対にゴールはあります!今はしんどいかもしれませんが、「こんなに甘えてくれるのは今だけだし」って気持ちで息抜きもしながら育児を楽しみましょう。