猫ってなんで子供に優しいの?そのわけが知りたい!

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猫ってなんで子供に優しいの?

 

最近SNSなどで猫と子供が仲良く寄り添う画像を見かけますよね?
かわいい子供と愛らしい猫の2ショットは癒しそのものです。
しかし実は猫は束縛を嫌う自由人なのをご存知でしょうか。
そんな猫がなぜまだ力の手加減ができない子供と仲良くすることができるのか探っていきたいと思います。

1. 猫は子供に優しい。なんで?

猫が子供に優しい理由は実は獣医さんに聞いてもはっきりと解明されていないのです。
所説ありますが、猫は子供であるということを判別でき、子供は守らなければいけない存在であると認識していると言われています。

さらにメス猫の場合は母性本能が目覚めて子供を大切に扱おうとする習性があるようです。
そのためどんなに強く抱きしめられようとも大切なしっぽを捕まれようとも、怒ることなくそっと子供のそばにいてくれるのかもしれませんね。

また猫は防衛本能に長けており、かつ大きな争いは好みません。
そのため自分にとって困ることが起きた場合は、自らの防衛力で危険を察知して子供から距離を取るようにします。

子供を傷つけることなく共存できるのは猫の長けた防衛本能のおかげとも言えますね。

2. でも優しいだけじゃない。こういう危ないこともある。

本能である防衛力や母性本能のおかげで子供と上手く一緒に暮らせる猫ですが、
もちろん飼い主さんの事前の準備と環境づくりが欠かせません。

まず猫と子供のファーストコンタクトが大切です。

猫は匂いで自分にとって危険かどうかを判断しています。
そのため、初対面の子供を目の前にしたときはまず子供の匂いをチェックするのですが、
その時に子供が大きな声や突然行動を起こすと猫はびっくりして逃げてしまう可能性があります。

さらに一度警戒心を持ってしまうと慣れるまで時間がかかり、子供のことを危険な存在だと判断してしまいかねません。
特にデリケートな性格の猫の場合は、予行練習として猫に子供の匂いが付いたタオルなどの匂いを嗅がせて少しづつ慣させてあげるといいでしょう。

もうひとつ大切なことは猫専用エリアを設けてあげることです。

猫は自分のテリトリーを大切にする生き物です。
そのため、いきなり部外者が自分のエリアに侵入してくることを非常に嫌い警戒します。
警戒している猫はそんなつもりはなくても手を出してしまうことがあるかもしれません。

ですから、子供は入らない猫専用エリアを設けてあげましょう。
専用の部屋を設けてあげることで猫のストレスを軽減することができます。
またこの猫の習性を利用して、小さな子供がいるご家庭は猫を入れない部屋を作ることも有効です。
猫はテリトリー以外の場所へは警戒して中々入ってきません。そのため小さな子供の安全を保つことができます。

3. 子供と猫が遊ぶ姿は見ててほのぼの。ちゃんと知って、仲良く暮らそう。

猫はデリケートな生き物ですが、しっかりと準備をすれば子供と猫が仲良く過ごせる素敵な環境を作ることができます。
何よりご家庭にペットがいることで癒しだけでなく命の大切さも学ぶことができるため、子供にとっても貴重な体験をすることができるでしょう。

とはいえ生活環境の変化にとまどう猫も少なくありません。猫の性格をよく観察し、必要であれば獣医さんに相談などして猫と子供の笑顔両方を見ることができる環境にしていくことがよいでしょう。

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