授乳をしていると、妙にこれが食べたくなってとか、どうしてもこれがやめられなくて、ということ、ありますよね。それに、無性にお腹が減ったりして。
やっぱり、赤ちゃんの成長に必要な、大切な栄養をおっぱいであげているんだから、その分ママは消耗します。
でも、授乳中のママは、妊娠中から引き続き、長い期間、赤ちゃんのことも考えて、と食事内容にものすごく気を使って暮らしていると思います。
好きなものを我慢しなくちゃいけなかったりすると、当然ストレスもたまってきますよね。
なのに、アイスが大好きで毎日食べたいというのは、ダメなことなのでしょうか?
母乳トラブルが無く、赤ちゃんも飲んでいるならやめなくてもいい!
授乳中は、乳腺炎(おっぱいが詰まって、炎症を起こし、腫れたり熱が出たりする。)にならないように、甘いものや油ものを控えましょう、とよくいわれます。
でも、乳腺炎の原因は、赤ちゃんが飲んだ後も、おっぱいが空っぽになってないことなのだそうです。これには、搾乳をするなどの対策があります。
私も、子供がおっぱいを飲み終わっても、まだ片方張っていたり、チクチクした痛みが残っていたら、自分で搾っていましたよ。
授乳中は、摂取量に注意しないといけない“カフェイン・アルコール・薬類(これは必要な場合は医師などに相談しましょう。)”以外は、バランスの良い食事を心がけていれば、何かを特別に控えなくても大丈夫だそうです。
でもたしかに、甘いものや油の多いものばかりたべていたら、それでお腹がいっぱいになってしまって、大事な栄養素を含む食品、野菜・果物・豆製品・肉・魚・穀類・いも類・乳製品、が充分に食べられなくなってしまうのは心配ですね。
ということで、アイスについては、乳腺炎など、母乳トラブルもなくて、赤ちゃんがスムーズにおっぱいが飲めている状態なら、無理にやめなくても大丈夫だと思います。
私の場合
授乳中は、アイスもチョコも菓子パンも毎日食べていました(笑)!でも、そればっかりではなくご飯もちゃんと食べていました。きっちりおかずを作れていたわけじゃなかったので、ご飯とみそ汁くらいでしたが(*’ω’*)
それでも、先に書いたように、子供が飲んでもまだ母乳が残っている感じがしたり、張る感じがあったらちゃちゃっと絞り出していたおかげか、母乳トラブルはほとんどありませんでしたよ!
もし赤ちゃんに湿疹が出続けたりなど何かしらのトラブルがあれば、控えめに。ひどければ受診も検討して。
脂肪分や糖分だけでなく、アイスは、かき氷のような氷菓以外は、乳製品を使っていることが多いので、牛乳アレルギーなどの食物アレルギーを気にされるかもしれませんが、ママが普通に食べることは、あまり神経質にならなくていいと思います。
でももし、赤ちゃんに湿疹が出て消えないとか、下痢が続いている、など、何かトラブルがある時は、念のためママがアイスを含めて乳製品を控えめにし、医療機関を受診することも考えましょう。
ただし、甘いものだけでなく、ご飯もちゃんと食べよう!
授乳中は、おっぱいを作りだす分、体が疲れます。
そのため、ものすごく甘いものがほしくなるという人もいるし、普段よりもエネルギーを必要とするので、お腹がすきます。
だからといって、甘いものをたくさん食べすぎると、砂糖で糖分をとりすぎてお腹がいっぱいになってしまって、他の大切な栄養素が足りなくなるかもしれません。
それに、偏った食事になってくると、ママ自身が体調を崩してしんどいですね。
だからまず、ご飯はちゃんと食べて、合間に食べるおやつとして、お楽しみにアイスやお菓子を食べるのがいいと思います。
アイスをおいしく気兼ねなく食べるためにも、バランスの良い食事をこころがけましょう。できるだけいろいろな種類の食品を食べるようにするといいですね。
調理法も、揚げる・煮る・焼く・蒸す、といろいろ変えていくと、食事のバランスがもっとよくなりますよ。