場所を問わずサッと使えて清潔に、大活躍のウェットティッシュ。
私も、カバンの中に常備しています。
好奇心旺盛な子供のお手拭きに、飲食店のテーブル拭きに、食べこぼしを拭く時にも。
便利ではありますが、その反面、封を開けてしまうと、次使うときには乾燥してカラカラに。なんて経験をしたことはありませんか？
そこで今回は、乾燥してカラカラになったウェットティッシュを再生させる方法や乾燥を防ぐ方法を紹介します。
本来の成分にはアルコールが含まれているので元通りにするのは基本難しい
ウェットティッシュとは、ティッシュペーパーにアルコールまたは次亜塩素酸ナトリウムなどの水溶液を含ませたものです。アルコール＝エタノールです。
エタノールは揮発性（液体が蒸発しやすい性質）があり、蒸発とともに水分や熱を奪っていき乾燥に繋がります。
また、市販のエタノールを入れると、消毒・浄化作用があるため強い刺激を受けて、手荒れなどの原因になります。
そのため、一度乾燥してしまったウェットティッシュを再生することが困難になります。
「水で濡らす」はおすすめできない
一時的に濡らすのに水は便利ですが、水の中にいる微生物の影響が原因で腐ることがあります。
暖かい場所に放置したりすると、臭くなることがあるので再生方法として水を使用されるのであれば、常温保存より冷蔵庫の中で保存する方が少し長持ちします。
あくまでも一時的に短期間で使い切る場合にとどめましょう！
乾燥したウェットティッシュを本気で元に戻したいなら・・・逆性石鹸
薬局などで、500円程で販売している、逆性石鹸が一番効果的です。
逆性石鹸は、ウェットティッシュの抗菌剤として含まれていた成分。
水で薄めて染み込ませたり、霧吹きなどで吹きかけると乾燥したウェットティッシュを復活できる可能性が大いにあります。
でも、正直そこまでするくらいなら乾燥したウェットティッシュは掃除用などに格下げして、新しいのを出すのが安あがりで手軽だと思います！
そもそもウェットティッシュの乾燥を防ぐにはどうする？
ウェットティッシュの主成分である水は、エタノールなどの消毒液より時間がかかりますが蒸発します。
つまり、ウェットティッシュは外気に触れてしまうとあっという間に乾燥してしまうのです。
多くのウェットティッシュは粘着タイプの蓋やプラスチックの簡易的な蓋ですが、少しでも空気が入る隙間があると乾燥の原因になります。
つまり、空気が入る隙間を作らないためには、密閉できるタイプの袋に入れたり、専用の蓋を取り付けることで、乾燥防止になります。
双方とも１００円均一などでも購入することができるので、手軽に乾燥対策が出来ますね。
まとめ
時期を問わず、必要となる場面が多いウェットティッシュ。逆性石鹸を使い再生することは出来ても、その手間は私にとっては面倒だな、と思いました(笑)。
ならば、日ごろからしっかり密閉を心がけて、専用の蓋を取り付けている方が、繰り返し使うこともできて経済的にも衛生的にもバッチリ！
また、この方法はウェットティッシュ以外に、掃除用のシートなどにも応用することも出来そうです。
皆様も、ぜひ今回紹介しました再生方法や乾燥を防ぐ方法を実践してみてくださいね(*’ω’*)
