フェイスパウダーの代わりにベビーパウダーが使える!使い方や注意点など。


今日は大切な日だから、いつもよりメイクもきっちりやりたい!っていう日もありますよね。
お子さまの園や学校の行事などの日は、できるだけきれいなママでいてあげたいな、と思います。

そんなときは、仕上げにフェイスパウダー(粉おしろい)を全体につけておきたいですね。
メイクが自然な仕上がりになり、汗ばむ季節にはべたつき感もおさえてくれるし、化粧崩れを防ぎます。

でも、そういう大事な時に限って、切れてたりしませんか?
もう買いに行く時間なんてありません、さあ困った!っていうとき思い浮かぶのは、小さなお子さんがいれば必ずあるあの粉・・・ベビーパウダー。

これって、代わりにできないでしょうか?
もし使えたら、お金もかからないし、素晴らしい代用品になりますよね!

ということで、ベビーパウダーがどんなもので、フェイスパウダーとして使うときには、どんな風に使ったら良いのか、という疑問をすっきりさせていきましょう。

フェイスパウダーの代わりにベビーパウダーが使える!


ベビーパウダーは、昔から、てんかふん(天花粉)、シッカロールなどと呼ばれて、赤ちゃんや子どものお肌を守るためのものとして、使われてきました。

赤ちゃんのおむつ替えの時や、お風呂上がりのお肌のケアに使っている人も、多いと思います。

そして、私も小さい頃、暑い季節になると、湯上がりに、柔らかいパフでつけてもらって、体じゅうが(特に首!)真っ白になったのを覚えています。

赤ちゃんの肌は、まだ薄くて、大人の半分ほど。
そして、キメが細かくて、透き通るようなお肌で、柔らかいんですよね。

そんな赤ちゃんの、デリケートなお肌を守るために作られているベビーパウダーは、主に、コーンスターチ(とうもろこしでんぷん)が原材料で、タルク(滑石:かっせき)という鉱物の粉末などが含まれています。

このタルクは、ゴム製品やプラスチック製品の加工、化粧品、医薬品などにも広く使われていて、水分保持や、表面を滑らかにし、摩擦をおさえる働きがあります。

タルクを加工する際に石綿(アスベスト)が含まれていたことが1987年に判明し、問題になりましたが、それ以降は、国内では安全性がチェックされたものを使用していますので、心配ありません。

また、主成分のコーンスターチは、もちろん植物性ですが、粒子がたいへん細かくて、吸水性が高く、余分な水分を吸着してくれるのですが、なんと!乾燥してくると、今度はその水分を放出してくれるのです。

まるで、レストランの漆喰(しっくい)の壁のようですね。

おまけに、消炎作用、抗菌作用、鎮静作用、皮膚軟化作用、まで期待できるようです。

ただ、触感がさらさらして気分がいい、というだけではなかったのですね。
何も知らずに我が子にも使っていましたが、納得です。

これならきっと、フェイスパウダーとして使えるぞ!という気持ちが湧いてきました。

ベビーパウダーをフェイスパウダーとして使った場合も、余分な皮脂や汗を吸着してくれ、化粧崩れを防いでくれそうですね。

ベビーパウダーをフェイスパウダー代わりにするときの使い方


ベビーパウダーをフェイスパウダーの代わりにするときには、フェイスブラシなどの柔らかいものに、ベビーパウダーを少量取り、ファンデーションの上に、重ねていきましょう。

そして、余分な粉を、フェイスブラシではたいて落すのがポイントですよ!

つけすぎると、真っ白くなってしまいますし、あくまでもフェイスパウダーの代わりなのですから、薄いベールをまとっているように、自然な仕上がりになるようにしましょう。

ベビーパウダーは、各社からさまざまな種類の物が販売されていますが、大きく分けると、粉末がそのままパックされているものと、プレストタイプといって、コンパクトケースなどに、固められて入れてある、固形のものとがあります。

フェイスパウダーとして使うなら、固形タイプの方がブラシにも取りやすくて、慣れてない人でも使いやすいですし、持ち運びにも便利で、人気があるようですね。

ベビーパウダーをフェイスパウダー代わりにするときの注意点


しかしながら、ベビーパウダーは、元々は、フェイスパウダーとして作られているわけではないので、大丈夫かなと心配な人や、肌が普段から弱いなと感じている人の場合には、初めにパッチテストをしてみましょう。

どこか肌の一部分に少しつけて、半日~一日様子をみて、赤く腫れたりかゆみが出なかったら、テスト合格です。

ただし、ニキビなどの肌トラブルのある箇所には、つけないようにしておきましょう。

また、製品によっても違いがありますので、自分に合ったものを探してみるのもいいですね。

そして、粒子が細かいがゆえに、毛孔を塞いでしまい、炎症を引き起こすことなどないように、使用後はかならず、きちんと洗顔しておきましょう。

それから、どんな粉末でも大量に吸い込めば、呼吸器に悪影響が出ることだって考えられます。
使用する時には、できるだけ吸い込まないようにしておくに越したことはありませんね。

まとめ

きっちりきれいにメイクしたいときに限って、化粧品が切れてた!という経験、ありますよね。

今回は、「フェイスパウダーの代用品」として、ベビーパウダーを使いたいときの、使い方と注意点を探ってみました。

この頃では、コスパ抜群のベビーパウダーに注目が集まり、フェイスパウダーの代用品、という枠を飛び越えて、このベビーパウダーとBBクリームや日焼け止めクリームなどを組み合わせて、ファンデーションなしでメイクするという人も。

なんとなく子ども用として使っていたベビーパウダーは、実はさまざまに使えて、大人にも有用でした。

もし、フェイスパウダーが切れていて、ピンチ!というときには、ぜひ、ベビーパウダーが使えるぞ、ということを思い出して下さいね。