子供の印鑑、いつ作る?どれを作る?子供の印鑑選びの考え方。

生活お役立ち

子供の印鑑、いつ作る?何をつくればいい?

社会生活を営んでいると、様々な場面で印鑑を使用します。
一般的に印鑑は「認印・銀行印・実印」の三種類、重要度は低→高です。
(重要度は、”三種類の比較”であって、「認印だから大したことはない」ではありません)

ただ、子供自身が印鑑を使う場面はほとんどなく、使うとしても認印だと思われます。
その認印を押す場合でも、保護者の方が署名捺印するでしょうから、実質印鑑がなくても子供の生活に支障はありません。

じゃあ、まったく無意味なのか?

そんなことはないですよ。子供の印鑑について考えていきましょう(*’ω’*)

子供の専用口座開設の際に印鑑が必要

子供の口座開設の時に印鑑が必要
子供が生まれると、子供専用の口座を作って、
その口座に子供のためのお金を貯めていこうと考えるパパ・ママも多いと思います。

その口座開設の時に必要になるのが印鑑。
いわゆる『銀行印』というものですね。

子供の銀行印を作るのがおすすめ

手続き上は、親の印鑑を子供の口座の銀行印として使用するのは全く問題ありません。

ですが、後々子供に通帳を渡すときには印鑑も一緒に渡す必要があることを考えると、
口座開設の時に子供用の銀行印にしておくほうが便利です。

  1. 親の印鑑をそのまま渡す
  2. 印鑑の変更手続きをする
  3. 最初から子供の銀行印を使用する

だとすれば、が圧倒的に楽で現実的なのではないでしょうか?

銀行の諸々の手続きってかなりめんどくさいですし、親元を離れていたりすればなおさら大変です。

じゃあ、認印と実印は?

実印と認め印は?

「銀行印のついでに認印と実印も」…それはちょっと待ってください!

「実印」…必要になってからでOK

まず実印ですが、印鑑登録(実印として居住している自治体に登録する手続き)は15歳以上でなければできません
実印は社会人であっても、そうそう使用する機会はありません、それだけに法的な効力と責任を伴います。

また女性に関していうと、結婚で名前が変わる可能性が男性より高いことも理由の一つです。(議論はありますが、しばらくは変わらないかと…)。
もしも作るなら、下の名前で実印を作るのもおすすめです
(自治体によっては苗字以外NGのところもあるので、注意が必要です。)

認印・・・必要になってからでOK

次に「認印」ですが、認印は個人で持つと言うより家庭で用意することが多いものです。
会社勤めになれば、会社用の認印が必要になるかもしれませんが、それを今から用意しておく必要はないでしょう。

せっかく作った子供用の印鑑 使う機会は?

上記で子供用の印鑑は結果、「銀行印」のみお勧めしましたが、実際に使う機会はあるのでしょうか?
ATMが普及した現在、入出金はキャッシュカードで行う人がほとんどで、
銀行印を使う場面はあまりありません(入金は通帳だけでも可能)。

何かあった時(カード紛失など)は必要なので、なくすのは困りますが、やはり使うことはほぼなさそうです。
つまりほぼ使わないまま、子供がある程度の年齢になった時そのまま渡すことになると思います。

その分保管は、きちんとしておかなければなりせん。
「通帳と印鑑どこだ~」とならないように、保管をきちんとしておきましょう!
また長期保管が前提なので、長年の時間経過で欠けたりしない印鑑を選ばなくてはなりません

口座の名義は子供で、印鑑は親と兼用…じゃダメ?

上にも書きましたが、
一人の人間の複数口座の印鑑を兼用するのはともかく(セキュリティ的にはこれも…ですが)、
子供専用口座の印鑑を他の印鑑と兼用にするのはお勧めできません。

子供が社会人になって独立することは普通にあります。
そんな時、「通帳は渡すが印鑑はダメ」なんて言えませんよね?
そんなことしたら、通帳を渡す意味も口座の目的も無くなってしまいます。

それに親子であっても、社会人となった相手とはお金に関してはけじめをつけたいものです。

口座専用の口座と印鑑は、それを作った時点で子供のものです。
あなた(親)は子供が大人になるまで、責任を持って預かっているに過ぎません。

子供が大人なったら成長の記念と責任を込めて、印鑑を我が子に渡してあげましょう(*’ω’*)