子供の土踏まずっていつできる?偏平足にしないためにできることは?

子育て

子供の足を見たときに土踏まずが気になったことはありますか?

「土踏まず」とは足裏のアーチ状のへこみをさしますその土踏まずがなく足裏が平らなことを偏平足といいます。

大人の私たちには当たり前にあると思っている土踏まずですが、子供の足を確かめたときに子供が偏平足で、あれ?土踏まずは?と思った方へ子供の土踏まずについてお教えしたいと思います。

土踏まずは3歳ごろから形成される

土踏まずが形成される年齢は3歳ごろから8歳ごろまでの間です。

特に6歳から8歳ごろには形がきまってきます。

今の子供は偏平足の子が多く、土踏まずがしっかりと形成せれている子は5歳児の50%に満たないともいわれています。半分にも満たないだなんてびっくりですよね。

偏平足の子供が多くなっている理由

その原因としては、

  • 交通機関の発達でバスや電車などの乗り物にのることが増えたこと、
  • ベビーカーで移動することも多く歩くことが減ったこと
  • ゲームやパソコンで動画を見るなどの室内遊びが増えている傾向

が関係してきているようです。小学校低学年や幼稚園児なども帰宅後公園遊びよりも友達の家でゲーム遊びが増えているなと周りを見ても感じます。

ではそもそも土踏まずとはなぜ必要なのでしょうか?

土踏まずの役割

土踏まずの役割

土踏まずの役割としては大きく分けて4つほどあります。

①バランスを保つ

土踏まずがあることによってまっすぐ姿勢を保ち歩くことができます。

歩き始めたこどもの歩き方がバランスがとれていないのは、この土踏まずがないからです。

②体重を支える

体重を支えてくれているので私たちはまっすぐと立つ姿勢をたもてています。

➂飛ぶ・跳ねるなどの動作の際クッションとなる

歩く・飛ぶ・跳ねるなどした際に身体への衝撃を和らげてくれるクッションになります。

➃足の指の働きがよくなる

土踏まずに関わる筋肉は足の指につながっている。足の指を使うことで土踏まずがつくられてもいきます。

子供の土踏まずを育てるには

土踏まずの役割の4つ目であげたように、土踏まずと足の指の動きはつながっています。

育てるという面でいうと足の指でタオルなどを引き寄せる運動をするとよいです。これなら家にあるものでお金もかからずにできますね。

日常の生活ではとにかく歩いて足を使うことが大事になってきます。

目的地に向かうまでに子供のペースだとゆっくりすぎて、ついつい抱っこひもやベビーカーにのせてしまいますが、少し余裕があるときはお子さんと手をつないで歩いて移動をしてみてください。

目と目をみながら会話もできますし、子供の目線での発見を聞いたり見たりできなかなか有意義な時間になります。そうなると子供のほうも、少しずつ歩くことが楽しくなってきて沢山歩くことで土踏まずがつくられていきます(*’ω’*)

アイテムとしては今また草履が見直さてているようです
昔からあるものにはやはり現代にもつながる良さがあるんですね。外歩きの靴もしっかりとお子さんに合った靴を選んであげることで足に負担をかけることがなくなります。

 

まずはお子さんの足を見てみましょう

土踏まずは必ず誰しも自然に作られていくものだと思っていたので半数近くが偏平足だという事に驚きました。我が家の息子もまだ小さいのですが、幸いにも歩くことがすきで現時点で小さい足に土踏まずが作られてきています。

ゲームをしたり動画を見ていてくれるとお母さんたちも手が空き家事の効率は良くなりますが、1日の中で30分でもお子さんとお散歩したり外で足を使って遊ぶ時間を作ってあげることが大切だなと思います(*’ω’*)