有塩バターでクッキーを作るとしょっぱくなる?仕上がりにどう影響する?

有塩バターでクッキーを作るとしょっぱくなる? 生活お役立ち

有塩バターでクッキーを作るとしょっぱくなる?

お菓子作りと聞くと、ほとんどのレシピにバターが必要になりますよね。
バターと聞くと、食塩不使用バターが思い浮かびませんか?
食塩不使用バターといえば、価格も高く、バレンタインやクリスマスの時期になるとスーパーで品切れになっていることが多いイメージがあります。

特にお菓子作りをするときは、材料費やラッピング代など結構費用がかさみますよね・・・。

そこで今回は、食塩不使用バターより手軽に購入することが出来る有塩バターでお菓子を作ると仕上がりがどう変わるのか調べてみようと思います。
お菓子作りの中でも手軽に作ることが出来るクッキーで調べていきます!

有塩バターでクッキーを作ると…やっぱりちょっとしょっぱめに!

有塩バターを使うとしょっぱめになる

けどお家で手作りレベルなら違いはわからない。
クッキーを作るレシピを見るとほとんどのレシピでクッキーには塩を入れることがあります。
なので、有塩バターでクッキーを作っても問題はありません!
しかし、食塩不使用バターを使用してのクッキーのレシピであれば分量通りで作ると味も少ししょっぱくなってしまいますので、有塩バターで代用する場合は、塩を入れないようにしたり、砂糖を分量より多めにいれたり、調節が必要になります。

有塩バターしかない場合はどうする?何か代用できる?

基本は量の調整で

出来上がりの味の違いはありますが、上記のように塩分量の調節や、砂糖などの他の材料で辛みを抑えることが出来れば有塩バターで代用することも可能。

最近では、バター以外にもお菓子作り用のマーガリンやサラダ油でも十分お菓子作りができる。

今でもバター不足でスーパーに売っていないこともあります。
そんな時に、「有塩バターなら冷蔵庫に」、「有塩バターなら売っている」ということも。
なぜ、多くのお菓子作りには食塩不使用バターを使用するのかというと、一番の理由は味に影響するためです。

洋菓子類には、特に大量のバターを使用します。その量が多ければ多いほど、有塩バターの場合は塩分も多く加わる事になり、味のバランスが本来のレシピと違ったものになる可能性があります。
また、焼き上がりもふっくらした焼き上がりになりにくいという事。

塩分には、小麦粉のグルテンの働きを高める作用があるため、生地の粘り気が強くなり、特にスポンジ類の場合、焼き上がりと食感に影響が出ます。
微妙な味の調整のために食塩不使用バターを使います。

有塩バターを無塩バターにする裏技

どうしても、食塩不使用バターが必要な時は、以下の方法で無塩バターを作れます。

  1. 細長いコップに有塩バターを入れ、1分間レンジでチン。
  2. それをレンジから取り出し約1分間そのままにしておく。

こうすると、バターが黄色い部分(無塩バター)と白色部分「塩水」と分離するので、上の黄色い部分を他の容器に移せば無塩バターだけが取り出せます
余ったバターは冷蔵庫に入れれば固まります。

意外と簡単なんですね!

バターを大量に使うレシピでなければ、有塩でも大して影響なし

バターを大量に使用する場合は、有塩バターを分量通りに入れてしまうと確実にしょっぱくなってしまうので、レシピにあるバターの分量は半分にして、もう半分を別のものに置き換えるのがおススメです。

菜種油、オリーブオイル、米油などで半分の量を置き換えるとバターの香りも味わえて、味を邪魔しません。

しかし、サラダ油は乳化剤が入っているものだと、ベチャっと油っぽい味の仕上がりになってしまいますので気を付けてください。
中でもパンは、味に影響が出やすいので食塩不使用バターを準備して使うほうがいいでしょう。

簡単な裏技もあるので、代用することも自分でバターを作ることも出来るのでお菓子作りのレシピの幅も増えますね(*’ω’*)