生チョコとガナッシュ、トリュフって何が違うの?

生チョコとガナッシュ、トリュフの違い 生活お役立ち

生チョコとガナッシュ、トリュフの違い
バレンタインデーが近づくと、どんな手作りチョコを作ろうかワクワクしますよね。
そんな時に、気になる言葉が「生チョコ」「ガナッシュ」「トリュフ」の文字。
手作りチョコのレシピを考えたり、探すときにどれがどれなのか違いが分からないものです。
今回は、それぞれの違いを紹介していきます。

生チョコとガナッシュ、トリュフの違い=生クリームの量の違い

どれもこれも作るのに生クリームを用いて、違いがはっきり分かりにくいですよね。
実はガナッシュと生チョコの製法、分量に明確な基準はなく用途、水分量で呼び方が違ってきます。
生クリームの量が多めなのが、「ガナッシュ」で、少なめが「生チョコ」となります。

用途的には何かで包む、何かに掛けるのが、「ガナッシュ」。
それだけで食べられるのが、「生チョコ」。
ガナッシュはチョコレート菓子の素材と言ったニュアンスですね。
そして、トリュフはガナッシュを内側に使用したりします。

生チョコ

生チョコ
溶かしたチョコに生クリームや洋酒を練りこんだ柔らかい触感のチョコレートにココアパウダーをまぶしたもの。
チョコレート加工品(チョコレート生地を全重量の40パーセント以上使用したもの)のうち、クリームが全重量の10パーセント以上であって、水分(クリームに含有されるものを含む)が全重量の10パーセント以上となるものを生チョコレートと認定されています。
一般的に水分が多いため、賞味期限が短く、ブロック状の形をしています。

ガナッシュ

ガナッシュ
ガナッシュというのは、そもそも生チョコを作る前の段階です。
生チョコは前述の通り、ココアパウダーや抹茶パウダーをまぶしてスクエア状にカットされていることが多いですね。

ガナッシュは、周りにパリパリのチョコレートコーティングなどを施し、トリュフとして販売されることがあります。

その他にもガナッシュをクッキー生地でサンドしたものや、ガナッシュを中心部分に入れたケーキであるフォンダンショコラなども人気です。

生チョコもガナッシュも本来は同じものであり、どちらも溶かしたチョコレートに生クリームや洋酒などを加えて作ります。
パリパリのチョコレートに比べ油脂が多いので、柔らかい食感を残したまま食べることが出来ます。

トリュフ

トリュフ
見た目は真ん丸だったり、いびつな球状だったり、キノコのような形をしているのが特徴で、高級食材として有名なトリュフに似せて作ったのが名前の由来だそうです。

内側と外側で触感が違う二重構造になっていて、外側は、硬めのチョコレートに対して、内側は、口溶けの良いチョコレートなのが一般的です。
アレンジのバリエーションも多く、人気のチョコレート菓子です。

まとめ


少し難しいですが、
「生チョコ」、「ガナッシュ」、そして「トリュフ」の違いを知ることでスイーツ作りの豆知識としても役立ててもらえれば幸いです(*’ω’*)