暑い夏が終わり、秋が深まるにつれコンビニに、おでんの文字が踊る様になります。
そのおでんも大好きですが、同じくらい、もしかするとそれ以上に好きなのが寒い季節の大定番、鍋です。
鍋って、すごくレパートリーが多い。その割に調理は比較的手間要らずで簡単。
あ、もちろん手間をかける場合もありますよ?
数年前大阪の友人宅に泊まりで遊びに行ったのですが、魚の二食鍋をご馳走になったんです
(私は恥ずかしながら二食鍋を知らなかった…)。
その時友人は、かなり下ごしらえに手間かけてたんですよね(友人は「これでも手抜き」と言ってましたが)。
すっごい美味かった。
でもご家族で食べるなら、手抜き上等でいってしまいましょう(笑)。
そこでちょっと気になるのが、小さな子供のことですよね?
まだ離乳食が始まったばかりとか、離乳食完了はまだ先なら「まだ鍋は早いかな」となりますが、
離乳食完了してるとか、そろそろ完了間近なら「大丈夫な気がする」と思わなくもありません。
さて、実際にはどうなのでしょうか。
1歳以上、離乳食完了間近?じゃあ、”基本”大丈夫!
子供の体はいろんな意味で成長の途中です。
そのため何から何まで大人と同じにしていては、体に無視できない影響がでてしまうかもしれません。
その一方子供の体は常に成長しています。色々なことを経験し、それを糧としてさらに成長するのです。
それに離乳食も後期になると、大人が食べるものと大きな差はありません。
その頃なら刺激の強いものを避ければ、基本的には鍋でも大丈夫です。
ただ、先に述べた様に「何から何まで同じ」という訳にはいきません。
どういうことかを次の項で書いていきますね!
幼児には薄味を心がけよう。なおアレルギーには注意!
我が家の鍋料理は昆布(もしくは味の素的なもの)で味付けして、野菜を中心に煮込みます。
あとは各自が取り皿で味を足すという、まあオーソドックスなスタイルです。
そのため鍋自体の味は、結構あっさりしています。
この手の鍋であれば、1歳の子供であってもほぼそのまま食べれるはずです。
手もとでの味付けだけ注意すればよく、しかも濃さのコントロールも容易。
では、市販の”鍋の素”的な調味料はどうでしょうか。
市販品は味の濃さがそれぞれ違うため、一概に良い・良くないを決められません。
また普段食べていると、一般的には濃い味でも慣れでそう感じないこともあります。
一歩引いた感覚で判断して、手もとで薄めるか、あらかじめ”鍋の素”の量を調節した(減らした)ものを作っておくのが吉。
ただし、キムチ鍋の様な”辛さ”が売りな刺激の強い鍋はまだ早いので、避けるべきです。
あと大切なのが、子供にアレルギーがある時の注意。
市販の調味料や調理品は、実に様々な食材が使われています。
中には「え!こんな食材まで?!」というものまであります。
必ず成分表の確認はしてくださいね!
日常の中にヒントや答えがありますよ!
子供は心も体もデリケートです。いきなりグズったりお腹を壊したり、予想するなんて無理…!
そう思っていませんか?
確かに予知能力でもないと、何が起きるかなんて知ることはできません。
でも普段の子供の生活を少し注意深く見ると、何となく傾向みたいなものが見えてきます。
食べ方やその日の体調、子供の様子で分かることがたくさんあるのです。
難しい言葉を使えば”リスク管理”でしょうか。
リスク管理には情報が必要です。
普段の様子(今回なら食生活)を見て情報を集め、子供にとってのリスクを減らしましょう。
おわりに
- 初めての食材は注意する(えび、カニ、などなど)
- アレルギーのある子は市販の鍋の素の成分表示をよく確認
- ”ちょっと薄めてからあげる”が吉!
これらを意識して、家族みんなで楽しい鍋にしましょうね(*’ω’*)